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市場規模の急拡大に追いつかない通販トラック運転手

商品の通販と宅配が普及してくると企業側は注文品を物流基地から顧客の元へ直送することができるようになり、店舗や従業員を減らすことができるようになりました。
そこで、固定費節減効果が商品の価格の値下げに反映され、消費者は同じ商品を店舗で購入するより通販サイトで安く手に入れられることも珍しくありません。
最近は消費者が店舗へ出かけて買い物するのでなく、通販サイトで注文するのも日常茶飯事の行動になっています。
代金支払いもクレジットカード決済がうまく機能しているので、このビジネスモデルは大きなトラブルなく年々規模を拡大中です。
ところが、通販市場の急拡大にトラック運転手不足が重なり、消費者サービスに応じられずに業界で悲鳴が上がっています。
更に、最近は気軽に買い物に出かけられない高齢者や病人の利用する調理済み食品やお弁当まで通販業界が取り扱っているので利用者が一層増えていて、業界のうれしい悲鳴は深刻化しているようです。
通販業界の取り扱い商品が益々増えて、消費者は自宅にいながらどんな商品でも手に入るようになり、購買行動が大きく変わりつつあります。

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